2018.12.28大切なこと
建物のお打合せは、大抵どこの会社さんも1回数時間で何回とか決まりがあります。
人気がある会社さんであればあるほど、この傾向強い気がしています。
この限られた時間で、有意義な打合せをするためには『トータル的には奥様のセンスでまとめて、この部分を決めるのはご主人さま担当とか、ここは奥様の担当』などと決めておかれると非常にスムーズです。
設計者はアドバイスはします。ですが、そこにお住まいになるお施主様が決めていただかないと何も決まりません。
なんとなーく決まったけど、最後の最後でイメージが違う!!なんてことになるのは、お互いにとってとても悲しいことです。
また、お施主様が『これをどうしてもやりたい!・取り入れたい!』と、すでに決めてしまっている場合では設計者・施工者がデメリットが分かっていても話がうまく伝わらないこともあります。
多くの設計者は、お客様の理想以上のものを提供するため、自分の知識や経験、ご要望のイメージを膨らませて、お客様にご提案や助言を行っております。
住宅会社の担当者も、仕事といえど「人間」です。
「この人は自分を疑っているな。」と思われるのと、「この人は家づくりに真剣に取り組んでるんだな」と思われるのとでは、対応や提案内容も違ってきます。
住宅会社と良好な関係を作ることがいい家づくりの大切なポイントです。
すでに住宅会社さんでお打合せされている方は、来年からはそんな視点で設計者と打ち合わせてみてはいかがでしょうか。