2018.09.07建築知識
注文住宅を建てようとすると、どんな構造で建てるのかも重要になってきます。
木造住宅は特殊な工法を除いた場合、一般的な工法が2つあります。
それは『在来工法』と『壁工法』です。
今回はこの二つの工法の違いやそれぞれのメリットについて簡単にお話しいたします。
(ちなみに私たちフォーラスはこの2つのいいとこどりをしています。)
在来工法は日本古来の建て方、構造形式です。いわゆる柱や梁、筋違といった線状の材料で組み上げていきます。メリットとしては、柱や梁、筋違をさければ壁に自由に開口を設定できることや、この構造で建てられる大工さんが多いことがあげられます。
また、特殊な形状の建物も実現しやすいこともメリットの1つかもしれません。
木造の壁工法は、いわゆる2×4(ツーバイフォー)や2×6(ツーバイシックス)といった構造に代表され、2インチ×4インチ(もしくは2インチ×6インチなど柱と板をあらかじめパネル状に組み立て、現場でパタパタと組み上げていく工法です。
特に柱や梁といったものはなく、パネル状の壁が重さや揺れに耐えます。
メリットとしては、大工さんの人数が少なくて済みます。
また、在来工法のように木材の継手を工夫することが少なく主に釘や金物で留めつけるため、専門的な技術や経験を必要としない工法です。そのため、釘の間隔から細かに決まりがあり、品質が一定になりやすいです。
私たちフォーラスデザインは、これらの良いとこどりをした構造になります。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。